きょうだい児への配慮、どうしていますか?
2026年07月28日 14:07
障害のあるお子さんや発達に特性のあるお子さんを育てるご家庭では、支援が必要なお子さんに目が向きやすくなることがあります。その一方で、兄弟姉妹である「きょうだい児」も、さまざまな思いや不安を抱えながら日々を過ごしていることがあります。
きょうだい児は、「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから我慢しよう」「家族に心配をかけたくない」と、自分の気持ちを抑えてしまうことがあります。こうした状況が続くと、心理的な負担やストレスにつながることもあるため、一人ひとりの気持ちに目を向けることが大切です。
大切なのは、きょうだい児だけの時間をつくることです。短い時間でも一緒に遊んだり話をしたりすることで、「自分も大切にされている」という安心感が育まれます。このような安心できる関わりは、**愛着形成(アタッチメント)**を支えるうえでも重要です。
また、障害や発達特性について、年齢に応じてわかりやすく説明することも大切です。理由がわからないままでは、「どうして自分だけ我慢しなければいけないの?」という気持ちにつながることがあります。きょうだい児の疑問や不安を受け止めながら話し合うことで、家族への理解や安心感が深まります。
放課後等デイサービスでは、お子さん本人だけでなく、ご家族全体を支える家族支援も大切にしています。必要に応じて保護者からきょうだい児の様子を伺いながら、家庭全体が安心して過ごせるようサポートを行います。
きょうだい児もまた、家族の大切な一員です。我慢している姿だけを見るのではなく、頑張っていることや成長を認め、たくさん言葉にして伝えてあげましょう。家族みんなが安心して笑顔で過ごせる環境づくりが、お子さん一人ひとりの健やかな成長につながっていきます。