株式会社ライトパス リーノちのコラム

子どもの困りごと、どう伝える?相談のコツ

2026年06月03日 14:23

お子さんの発達や行動について気になることがあっても、「うまく説明できない」「何を伝えればいいのかわからない」と感じる保護者の方は少なくありません。しかし、相談機関や支援者に正確な情報が伝わることで、より適切なアセスメント(状況把握)や支援につながります。

相談するときは、「困っていること」だけでなく、「いつ・どこで・どのような場面で起こるか」を具体的に伝えることがポイントです。例えば、「落ち着きがない」ではなく、「授業中に5分ほどで席を立ってしまうことが多い」というように行動を具体化すると、支援者が状況を理解しやすくなります。

また、困りごとだけでなく、お子さんの強みや得意なことも伝えましょう。支援ではストレングス(強み)を活かした支援計画が大切です。「電車の名前をよく覚えている」「絵を描くことに集中できる」など、小さなことでも大切な情報になります。

相談前にメモを作るのもおすすめです。気になる行動や発言、その頻度、家庭や学校での様子を書き留めておくと、客観的な情報として役立ちます。これは行動観察やモニタリングにもつながります。

さらに、「何に困っているのか」「どんな支援を期待しているのか」を整理しておくと、相談がスムーズになります。例えば、「学校生活を安心して送れるようになってほしい」「友達との関わり方を知りたい」など、保護者の願いを伝えることも重要です。

子どもの発達や成長には個人差があります。相談は問題を指摘する場ではなく、お子さんに合った支援方法を一緒に考える場です。一人で抱え込まず、気になることがあれば早めに専門機関や支援者へ相談してみましょう。小さな気づきが、お子さんの安心した成長につながる第一歩になります。